あなたは40代で独身、実家暮らしの女性は、どのような理由で実家暮らしを続けていると思いますか？
様々な理由があると思いますが、わたしの場合は、母親が理由だったんだと最近気が付きました。
40歳まで独身、40代でも痛い実家暮らしの理由
わたしは42歳で、独身、実家暮らしの女性です。
今まで独り暮らしは一度もしたことなく、親元から離れたことはありません。
世間から見れば多分、ヤバイ人。
そんなわたしが何故今まで独身で、実家を出ず親と一緒に暮らしているかといいますと、
独り暮らしをする必要がなかった
わたしは関東近郊に住んでいて、大学も会社も都内。電車で通える範囲だったんです。
なので特に「独り暮らししなきゃ！」とはなりませんでした。
経済的に微妙だった
わたしの職種はいわゆる事務職で、給料は高くはありませんでした。
特に20代の頃は独り暮らししてしまうと遊べるお金がなくなってしまうほど。
そんな理由から積極的に独り暮らしをしようとは思いませんでした。
そして最後のこの理由が、わたしが今まで独身で、家から出なかった最大の理由なのですが、
母親がいい顔をしなかったから
これに尽きます。
わたしの中で母親は絶対的な存在でした・・。
高校、大学とこれまで私は母親が望んでいる学校を選んで進学し、いつも母親の喜ぶ道を選んできたんです。
実は母はわたしに幸せになって欲しくない？
何かにつけてわたしは母親に相談して、仲が良い親子と言えば聞こえはいいですが、判断軸が母親になってしまっていたのです。
自分がどうしたいかではなく、母親がどうしたいかを考える。
母親がNOと言えば、自分の気持ちも萎んでいくのがわかりました。
でもそれは昔から当たり前のことで、わたしにとって全然ストレスを感じるものではなかったんです。
ですから、一度20代の頃、
「独り暮らししてみようかな？」と言った時に、
「独り暮らしなんて、できる余裕あるの？
実家にいて、その生活費を資格の勉強とかに使った方が有意義なんじゃないの？
そもそもあなたに独り暮らしなんてできるの？」
と言われて、
「確かにそうかもな。」
と思ってその後、独り暮らしの事は全く考えなくなりました。
また当時付き合っていた男性を母親に紹介したことがあるのですが、その彼氏が帰ってから
「あなたには、ああういうタイプの男性は合わないんじゃない？もっと物静かで落ち着いた男性の方が上手くいくと思う。」
そんな事を言われて、わたしの彼に対する気持ちが下がってしまって、そのまま別れてしまったこともあります。
そしてそのまま40代を迎え、今に至ります。
これが最近流行りの毒親とでもいうのでしょうか？
母親はわたしをずっと手元において置きたいような感じがしました。
口では「早く家を出ていって欲しい」と言っているのに、いざ私が離れようとするとブロックをしてくる。
そんな感じです。
わたしはその事に気付いて、
「このままでは自分は、一生自分では何も決められない人間になってしまうと」
思って、とりあえずこっそりと婚活をすることに決めました。
母には内緒でこっそり婚活
マッチングアプリだったら、スマホ１つで気軽に始められますし、家族に知られることもなく婚活できます。
ただ、マッチングアプリは沢山あってどれにしたらよいかすごく迷いましたが、この歳なので贅沢はもちろんいいません。
年齢層高めで、離婚経験者でもOKと間口を広く扱っているアプリを選びました。
プロフィールも正直に書いて、待っているだけではなく、趣味の合いそうな方に次々と声を掛けていきました。
すると一人、年上のバツイチの方でとても誠実そうで、話が合う男性と知り合いました。
その方は仕事が忙し過ぎて、奥さんとすれ違いが生じて別れてしまった。と言っていました。
メッセージの彼はとてもマメで、忙しいながらも頻繁に連絡をくれました。
やがて彼とメッセージのやりとりをするうちに、一度食事でもということになり、わたしは緊張しながら恐る恐る会いに行きましたが、結果的にとても楽しい時間を過ごす事ができました。
そして、お互いの家庭の事情を話して、これからの人生観などについても話しました。
何度か食事を一緒にするうちに、彼とならこれからの人生を共に過ごしていけるんではないかと思って、彼にお付き合いの申し込みをしました。
本当は彼から言われたら嬉しかったんですが、わたしもそんな夢見る少女ではいられません。
自分から積極的にいかずして幸せは掴む事はできません。
わたしはその後、彼とお付き合いをして、お互いの生活や家族の事などを話して、仲を深めていきました。
もちろん、その間、母親には彼の存在が知られないように気をつけました。
というのも今までのように母に知られてしまうと、何か言われるかと思ったからです。
そしてお付き合いから6ヶ月後、ついに結婚の話がでたのです。
・仲良し親子は要注意！精神的に自立できてる？
結婚を前提に付き合うアプリだったので、長くなれば結婚の話がでてくるのは当然なのですが、問題は母親にどのように結婚の事を伝えようかということで、私は悩みました。
しかし、結局は母親に「自分の決意はとても固い。彼と人生を共に歩んで行きたい。」ということを、ストレートな言葉ではっきりと伝えました。
実は母親の反応が怖かったですが、彼が家に挨拶に来たとき、
彼が自分のことを包み隠さず話してくれて、母親もさすがにこの歳で結婚に反対するということはしませんでした。
わたしは今まで母親に文句を言われないように努力をしてきました。
そうして、いつも母親の顔色を見て、正解か正解じゃないのかを判断していたんです。
でも今回、わたしが選んだ人はバツイチの人。
母が難色を示すのは、わかりきっていました。
でも、だからこそわたしは、顔色を伺う事なく思いっきり母親にぶつかることができたのだと思います。
40代で実家暮らしをしているあなた、実家を出られないのは、実は母親が原因だったりしませんか？
母親に色々な話をして相談していたり・・。
意外に母親にブロックされてることってあると思いますよ。
わたしはこの歳まで母親から離れることができませんでしたが、あなたも婚活なり、一人暮らしをするなり精神的にも自立する生活を送ってみてください。
母親からのブロックがないことで、人生が上手く回りだすこともあるかと思います。
勇気を出して精神的に自立の一歩を踏み出してみてください。
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