35歳独身で実家暮らしだった私(女性)が今では婚約指輪を付けている理由!

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35歳(女)・・独身で実家暮らし・・・

あなたは35歳、実家暮らしの女性にどんなイメージを持ちますか?

  • 親に依存して暮らしている
  • だらしない生活をしていそう
  • 家事が全くできなさそう

はい。まさにその通りです。
わたしは、35歳で独身、実家に暮らしていて、毎日の食事や洗濯などは母親がしてくれました。

お金は一応家にいれていましたが、お給料は全て自分のお小遣い感覚。
毎年必ず海外旅行に友人と行って、その他にも年に数回は国内旅行をして、独身仲間の友人と毎晩飲み歩く生活をしていました。

わたしはこの生活にとても満足していたんです。
だってお金は貯まるし、面倒なことは全部母親がやってくれているんだから、その分わたしは仕事に打ち込めるし、会社でも仕事ができる女性として期待されている。
そんな風に思っていたので、わざわざ実家を出る必要はないと考えていたんです。

でもある日、一人でランチを食べている時に会社の20代の若い子3人が少し離れた席に座っていたことに気づいたんです。
彼女たちはわたしには気づいていないようで、社内のことを話していました。

そしてなんとわたしの話がでてきたのです。
わたしはどんな事を言われるんだろうと、ドキドキしていました。すると

「絶対にりえさん(わたし)みたいにはなりたくないわー」
と言い出したのです。

「わかるわかる。なんかヤバイよね。あの人。」

そんなことを言われ、わたしの頭は真っ白に・・・。
わたしの何がヤバイ??

「絶対結婚できなさそう。仕事はできるかもしれないけど、絶対将来、お局コースだよ。嫌だわ。」

ショックでした・・・。

「りえさん、実家暮らしなんだって。」
「まじか。あの歳で家事スキル0とかやばいでしょ。」
「ただでさえ、女性は歳とると市場価値落ちるんだから、料理くらいできないと結婚はできないよねー。」

このままだとヤバい!!

わたしはその日はショックで何もやる気がおきませんでした。

自分の感覚では、自分はまだ若いという感覚でいたんですが、若い子たちからすると完全におばさん扱い。
そして家事スキルのないおばさんに需要があるわけない、そのとおりです。

自分はずっと子供の延長のような気分でいました。
「ただいまー」と帰れば温かいゴハンを出してくれる母親、夜遅くなれば夜道はあぶないと車で迎えに来てくれる父親。
自分はまだまだこの親たちの庇護の元にいる子供なんだと思っていたのです。

でも周囲からみれば、イタイおばさん。
情けない事にこんな評価をされているとは、夢にも思っていなかったのです。

わたしが今できることは?
まずは自立した生活を送ること。
このぬるま湯のように心地よい場所にいては、きっと自分はダメ人間になってしまう。

そしてずっとご無沙汰だった恋愛に本腰を入れてみよう。
そう思いました。

友人によさそうなマッチングアプリを紹介して貰い、さっそく始めてみました。
そしてそれと同時にわたしはまずは料理教室に通い出したんです。
一人暮らしも検討したんですが、中々いい物件がなかったので、マッチングアプリと料理教室を並行しながら部屋探しも継続しました。

料理教室は、週に1~2回会社帰りに料理教室に通って、そこで一緒に夕食も済ませることができて、無駄に飲みに行く回数も減り、一石二鳥でした。
そしてわたしは料理教室で習った料理を、週末家族の為につくる、そのサイクルができあがっていました。

最初は段取りが悪く、1食の料理に2時間ほどかかっていたのですが、段々要領がよくなってきて、40分ほどで作れるようになっていきました。
我が家では料理の、買い出し~作る~片付けまでの一連の作業をわたしがやることにして、毎週末せっせと料理をしていました。

そしてマッチングアプリの方はというと、最初は中々声をかけてもらえず、どうしようかと思っていたんですが、最近頑張っている料理を趣味の欄に書いてみたんです。

するとある男性から声を掛けてもらって、わたしも「いいね」をしてメッセージのやりとりが始まったんです。
やはり最初に話すことは、好きなことや趣味の事。
彼は独り暮らしで、自炊が好きな料理男子だったのです。

料理の話で盛り上がり、その後色々な食の話をしている内に、どこどこのお店が美味しいという話になり、今度一緒に行ってみようという事になりました。

今では婚約指輪を付けている理由!

わたしはまさかマッチングアプリでこんなに早く会うことになるとは思っていなくて、少し警戒しましたが、会ってみるととても楽しく、食事もとても美味しくて、段々と彼に惹かれていました。

その後も彼とは連絡をとりつつ、たまにデートをして、とうとうお付き合いするまでに至りました!

こんなに上手く行って正直怖いと思ったんですが、アプリを紹介してくれた友達曰く、
このアプリは結婚願望を持つ人が多く集まるアプリで、平均年齢も少し高めとの事。

だから「結婚後のイメージをしやすい料理という趣味はすごく好印象で、スムーズにいったのでは?」
と言われました。

確かに、このアプリでは20代の方はあまり見かけませんでしたし、きっと趣味にネイルとか、フラワーアレンジとか書くより、料理の方が男性も結婚後のイメージがつきやすく話かけやすかったのかもしれません。

付き合いだしてからは、週末は、彼の家に行って料理をするようになりました。
彼はわたしの料理を美味しいと言って食べてくれますし、彼も料理好きなので、わたしに振る舞ってくれます。

彼の料理もとても美味しくて、私達は食の好みがとても近いのだな、と実感しました。
食事をお互いにつくりあっていると、結婚のイメージがしやすくて、「彼と結婚したら…」と考えていました。

すると彼から、「まだ部屋を探しているならいっそのこと、一緒に暮らさない?」
と言われたんです。

わたしは同棲のことかな?と思っていたら、なんとそれはプロポーズ!!!

今、わたしの薬指には婚約指輪が輝いています。

今の自分があるのは、あの時自分のヤバさに気付いて行動を起こしたからに違いありません。
本当に今幸せです。

あなたもまだ実家で不自由ない暮らしをしていたら、要注意!
周りからは「ヤバイおばさん」と思われているかもしれません。

自分ができることをやって、新たな世界に踏み出してみたら、きっと最高な幸せが待ってますよ!

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